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協闘

「危ない!!」
彼女に向かって叫びながら、彼女の背後に迫り来る何かにむかって剣を向ける。
その瞬間、その何かも剣を振りかぶった。
とてつもない速さで彼女の頭に向けて振り下ろされる斬撃を、かろうじて受け止めた。
「逃げるんだ!」
その言葉を発する前に、彼女の体は中を舞い、襲撃者の首を鋭い刃で一閃した。
何者かの首が地面に落ち、主を失った体は膝から崩れていった。
「なかなかやるな」
「あなたもね、」
「とりあえず、礼は言わないわ」「やつを倒したのは私だしね・・・」
なまいきな・・・口には出さなかった。今、倒れた者の後を追う訳にはいかなかった。
「じゃあな、元気で!」
俺は厄介な事に巻き込まれないように、この場を立ち去ろうとした。
すると彼女は直ぐ後ろをついてくるではないか。
「何だ?」
「ただ、目的地の方向が一緒なだけよ」
それ以上は、彼女は何も語らなかった。
やれやれ、ため息をついて再び歩き出す。
暗闇の中、二人の影は奥へと進んでいく・・・

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