- May 13, 2007
- Category: MOD戦記
覚醒!!
「次は貴様か!!」
「かかって来い!」
挑発に乗るように
獣の姿をした敵が恐ろしいスピードで向かってくる。
「セイッヤー」
気合と共に常人の目には捕らえられない
一閃が獣をなぎ払った。
「今日は負ける気がしないな・・・」
10人ほど倒したところで、邪悪な気配が近づいてくることに
気がついた。
「次はあなたですか」
黒き禍々しいオーラを身にまとった騎士が音も無く近づいてくる。
「相手に不足なし!!」
「尋常に勝負!!」
剣を構えると同時に相手との距離を一瞬でつめる
すさまじい斬撃が空気を振るわせた。
勝負は一瞬でついていた。
「あぶなかった。もう一瞬遅れていたら・・・」
何とか勝ったが、まだ自分の未熟さが身にしみる勝負であった。
頭の中に彼女の声が響いた。
「覚醒したようね。」
「これを覚醒と呼ぶかは分からないが、心は晴れている」
今日はこのくらいで休むか。先は長い・・・
- May 29, 2007
- Category: MOD戦記
戦いの前
遠くから獣のような声が響いてくる。ここまで深い階を歩いてくると
外界の音は何も聞こえない筈。
ということは、この通路の先に人でない何かが潜んでいることになる。
剣を持つ腕が震えた。恐怖は無い。
以前の俺なら恐怖で死ぬほど震えていただろう。
しかし、今の俺が震えているのは、武者震いというより、
心の底から湧き上がる歓喜の震えだった。
もうあと一歩で、この角を曲がったら相手は居るであろう。
剣を構える。深呼吸を2度・・・
よしっ!
勢い良く走り出す。
しかし、角を曲がっても何も居ない・・・
すると、後ろの地面が盛り上がった。
自分の影の中から獣が現れる。
剣を振りかぶったが、時既に遅く剣がはじかれた。
乾いた音をたてて剣が転がり落ちた。
普通であれば死んでいたであろう、この瞬間も俺の中では
このスリルにわくわくしていた。
なかなかやるなっ!さあ来い!!
両こぶしを構えて向かい合う。