冬の一日

ニューイヤーらしいけど、地下迷宮じゃ太陽も昇らなければ雪も降らない。
ただ、入国管理局が新年の挨拶を行っていたので年は明けたんだろう、たぶん。

骨まで凍るように寒い。

コーヒーを淹れて角砂糖を1つ・・・
奈落の底まで、カップのどん底まで落ちてゆく砂糖の塊を眺める。
底に辿りついた砂糖は、バラバラと崩れる。

一口で半分ほど飲み干す。
熱くて吹きそうになる。が、うまい。

斬った張ったを専門にやるようになったがやってることは商売やってた時と大して変わりない。

狙って、討つだけだ。

襲撃を受ける事もあるが身包みはがれるまで殺され続ける事は無いみたいだ。
以前は結構そうした話は良くあったもんだが・・・まあいいべ。
人相書き(ID)確認してもらえばわかると思うが大して人を殺さずにすんでるし、殺されもせずにすんでる。信心深いと良い事あるもんだな。

伸びをひとつしてみて体がこわばっている事に気がつく。
だから、寒い所は嫌いなんだ。
舌打ちひとつして、荷物をまとめる。

今日はもうひとつ深い階層に行ってみようかな?
煙草もまだ、結構残っているし。

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